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[国際競技]
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【金谷はチーム優勝に貢献も「自分は不甲斐なかった」】 |
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本選手権でのチーム優勝に喜びを爆発させる選手が多い中、金谷拓実(東北福祉大学1年)は満面の笑みとは言えない複雑な表情を見せた。もちろん、4年ぶりのチーム優勝、さらに2004年大会以来の男女アベック優勝が嬉しくないわけではない。ただ、自分の2日間のプレーぶりに納得がいかなかった。
6番(パー5)でバーディを先行させたものの、7、8番で連続ボギーを叩き、前半で1つスコアを落とした金谷は、後半も3つのボギーでこの日76。「7番と18番は同じ状況だった。グリーンの右サイドに池があって、ホールロケーションも右。風が右から吹いていて、うまく風と喧嘩させようとしたショットなのに、右を嫌がって左へのミス
」自分のスウィングの課題が露呈したことが悔しくてならない。「ハザードを嫌がって、いつも通りのスウィングが出来ない。インポジションに外しても、パーセーブが出来るまでの精度にいたってない。バンカーショットも下手なので、入れても良いバンカーが少ない」と口から溢れるのは、反省の弁ばかりだった。「勝つのは気持ちが良いけれど、やはり自分のプレーが不甲斐ない感じだった」という言葉に、金谷の本選手権での全てが現れているようだった。
しかし、収穫がなかったわけではない。「ジョーンズヘッドコーチが話をしてくれるショートゲームとショットの練習の割合が自分でも分かったこと。自分のプレーのデータを把握出来たこと。コースメモに書き入れる情報が多くなったこと」は、これから金谷自身が作ろうとしている新たなプレースタイルに多くの示唆を与えてくれた。それに加え、チームとしても「男女優勝も嬉しいし、男子チームでは比嘉さんの存在が大きかった。比嘉さんが引っ張ってくれたと思う。近寄りやすくて、リーダーシップがある」と結束力が高まったことも、この試合の大きな意義だった。今年は、大会連覇がかかるノムラカップが控えている。「初めてナショナルチームに選考されて優勝した試合。あの時の優勝は自分にとっても残っているし、大きな一歩だった」と、勝利することでしか得られない経験と充実感は忘れられない。最後に金谷が発した「今年も、成長できるように」というには、自分は成長出来るという確信と自負が感じられた。
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