2018年度(第83回)日本オープンゴルフ選手権は14日、神奈川県横浜市の横浜カントリークラブで最終ラウンドを行った。昨夜半の雨が早朝まで降り続いたものの、最終組のスタート直後には時折日差しが差し込むコンディションの中、通算11アンダーパーで単独首位に立っていた稲森佑貴が落ち着いたプレーを見せて試合をリードした。5番でボギーが先行したものの、9番でバーティを決めて前半をイーブンパーでしのぐ。首位を快走する稲森を追ったのは、5打差の5位タイからティーオフしたS・ノリス。ノリスは3番からの3連続バーディで稲森に食い下がると、10番で1つスコアを落としたものの、14番から怒涛の4連続バーディを奪取す
る。一方の稲森も10番に続き、13番から3連続バーディでノリスを引き離す完璧なプレーを見せた。稲森は最終ホールをボギーとしたが、この日5バーディ・2ボギーの68でホールアウト。通算14アンダーパーで日本オープン初優勝を果たした。2打差の2位にはノリス、さらに4打差の3位タイに嘉数光倫、岩田寛が入賞した。大会史上最年長優勝記録更新の期待がかかった藤田寛之は、13番からの3連続ボギーが響き、通算7アンダーパーの5位タイに終わった。
ローアマチュア争いは、金谷拓実が通算1アンダーパーで全体の24位タイとなり、2年連続で自身3度目のローアマチュアを獲得。アダム・スコットは、通算6オーバーパーの50位タイで4度目の日本オープンを終えた。
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