今年の55歳以上のシニアゴルファー日本一を決める2019年度(第41回)日本シニアゴルフ選手権競技が10月30日から11月1日までの3日間、兵庫県川西市の鳴尾ゴルフ倶楽部で128名の選手が出場して行われる。
開催コースの鳴尾ゴルフ倶楽部は来年で開場100周年を迎える日本を代表するコースだ。これまでに日本オープンゴルフ選手権2回(1936年、1951年)、日本シニアオープンゴルフ選手権1回(2010年)、日本アマチュアゴルフ選手権2回(1950年、1956年)日本学生ゴルフ選手権3回(1957年、1960年、2016年)など数々の日本タイトルを開催してきた。そして、来年には再び日本シニアオープンの舞台となる
コースはクレーン3兄弟が元設計をし、チャールズ・アリソンが監修して完成した。ブルドーザーやパワーシャベルなどの機械による造成ではなく、すべて人力によってコースを造成した。その結果、自然の起伏をそのまま活かしたコースレイアウトとなった。松林にセパレートされ、微妙なアンジュレーションのあるグリーン、そしてアリソンの代名詞となっている深いバンカーがプレーヤーを待ち受ける。
大会には昨年優勝の亀井隆、歴代チャンピオンの和田博、榎隆則、佐々木清士、さらに本選手権2017年大会3位、2018年大会2位タイと優勝まであと一歩だった澤田信弘など日本一を争うにふさわしいメンバーがそろっている。はたして、栄冠を手にするのは誰か。30日8時から第1組がスタートする。
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