2019年度(第41回)日本シニアゴルフ選手権は1日、兵庫県川西市の鳴尾ゴルフ倶楽部で予後半のラウンドに進出した60名による第3ラウンドを行った。快晴日風の絶好のコンディションとなった最終ラウンド。首位と2打差の4位タイでスタートした舘英樹が1バーディ・4ボギーの3オーバーパー73で回り、通算9オーバーパーで逆転優勝を飾った。
前半で3つスコアを落としていた舘は、「優勝は難しいかな」と考えていたが、後半はパープレーで粘り、後続組のホールアウトを待った。すると、難攻不落の鳴尾ゴルフ倶楽部に他の選手がスコアを落とし、舘の逆転初優勝が決まった。「実感はないです。信じられない」と驚きを隠せなかっ
た舘。来年開場100周年を迎える鳴尾ゴルフ倶楽部での大逆転劇は、舘本人すら想像も出来ないことだった。
2位には前日首位タイの木村利治と奥博が1打差で並んだ。上位3名にはこの鳴尾ゴルフ倶楽部で来年開催される日本シニアオープンゴルフ選手権の出場資格が与えられる。
大会連覇を狙った亀井隆は、8オーバーパー78と崩れ、通算12オーバーパーの7位タイに終わった。「トップで出るのは難しい。見えないプレッシャーがあった。普通にやればできることが、できなかった。またイチから出直しです」と雪辱を誓った。
来年の本選手権は、10月28日から30日までの3日間、土佐カントリークラブで開催される。
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