前日68をマークした奥博は、首位を2打差で追う形でスタートした。前半は各選手ともスコアを崩す中、パープレーで回り、首位に立っていた。10、11番でボギーを叩くも14番でバーディを奪い、通算7オーバーパーで首位を奪い返した。
しかし、15番(パー3)でつまずいた。ティーショットをグリーン手前にショート。花道からのアプローチだったが、チャックりしてしまい、続く第3打もシャンクして、ボールはバンカーに。結局このホールは4オン2パットのトリプルボギーとしてしまった。
この後は元のプレーを取り戻し、残り3ホールはパーで上がったが、同じ組で回る舘英樹が優勝。彼に1打届かなかった。「がっくりです
」と15番のトリプルボギーを悔やんだ。あれがなければ、と思うのも仕方がない。勝負は非情だ。
それでも「まずはゴルフを愉しみたいと思ってスタートしました」。結果は残念だったが、3日間「楽しめたのでよかった」と笑顔で答えてくれた。次のチャンスを活かしてもらいたい。
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