通算3アンダーパーの13位タイからムービングデーをスタートした古川創大。これまで安定感溢れるショットでスコアを紡いできたが、第3ラウンドの雨と風は、そんな古川のショットを多少乱させた。
2番で5メートルを沈めてバーディを先行させたものの、スコアを伸ばしたい5番(パー5)のティーショットを池に打ち込み、ボギー。7番もボギーとして、前半で1つスコアを落としてしまう。「スタートしてから、11番ホールを終えるまで、雨と風がすごくて…それで、ボギーを叩かないように安全にプレーしていました。できるだけ、上り傾斜のパッティングが残るように。むやみに攻めることはしないマネジメントを心がけていました」と厳
しい時間帯を凌いだ。そのご褒美ということではないだろうが、12番(パー3)で12メートルのバーディパットを決めて、この日は、2バーディ・2ボギーのパープレーでホールアウト。
「スコアを落としている選手も多い中で、耐えきれたのは良かったです」と、疲れの中にも充実感を漂わせる表情を見せた古川。「今週、ショットもパッティングも良い調子で来ていると思っています。残る18ホール。自分のすべてを発揮したい」と力強く語った。
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