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競技報告
【3打差2位の出利葉は「明日は、納得のいくゴルフをしたい」】
第3日 競技報告:三田村昌鳳 写真:W.Yoshitaka / O.Shinji
通算9アンダーパーの首位タイでスタートした出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)は、なかなか思うよなゴルフをさせてもらえなかった。

それでも前半は、4番(パー3)でバーディ。6番(パー3)でボギー。そして8番(パー4)でバーディとし1アンダーパーの35で折り返せた。本人も「よく耐えたと思います」というように、激しい雨の中で健闘していた。「途中、中断もあるかもって(中島)啓太さんと話していたほどですから、ほんとすごい雨でした」と振り返る。出利葉が、崩れたのは、後半に入ってからだ。10番(パー4)でボギーとしたあと12番(パー3)でバーディとしたものの、「10番あたりから、ちょっとドライバーに
不安を覚えちゃって、それも流れを悪くした原因かもです。でも課題が残るのが15、17、18番の3つのボギーですね」と振り返る。

ことの起こりは、15番(パー4)。第2打をグリーン右のカラー。そこからピンまで20メートル弱の距離を3パットしてしまったのである。さらに17番(パー4)。難関ホールでアプローチが寄らず、入らずでボギー。そのボギーが尾を引いたのか、18番(パー4)でも、第1打を左バンカー。第2打は、グリーン右サイドのラフに入れて、難しいアプローチショットを残した。それがピンをオーバーし5メートルほどの距離を外してのボギーだった。

最終組、首位タイのスコアで中島啓太と同じ組でプレーしていた出利葉は、中島から学ぶことが多かったという。

「格好いいですね。その立ち居振る舞いもゴルフも。自分が辛いだろうなと思うときでも、僕たちに声をかけてくれていましたし、憧れます」と中島から漂うものを、ひしひしと感じていた。とはいえ、日本アマの優勝争いである。最終ラウンドに向けて「最後は、自分のやるべきことをしっかりとやろうと思います。納得のいくゴルフがしたいです。勝っても負けても、納得のいくゴルフをした結果なら、それを素直に受け止めたいと思います」と語った。

中島の通算10アンダーパーを3打差で追う出利葉。チャンスは、十分ある。

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