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競技報告
【無念の欠場となった友の分まで!山下勝将が単独3位】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
各地区の予選を勝ち抜き、一堂に会する「日本学生」の選手たち。文字通り、大学生のゴルフ日本一を決めるこの大会にかける思いは特別なものだ。
にもかかわらず、残念ながら欠場を余儀なくされた選手もいる。コロナウイルス感染症さえなければ、他の選手たちとともにティーグラウンドに立っていたはずなのに……。

「今月中旬のスクランブルダブルスゴルフの大会は、城野と一緒に出場しました。終了後、“次は日本学生頑張ろう”って話していたんですけどね。仕方がないです」と話す山下勝将(近畿大学2年)。共にこの大舞台に挑むはずであった城野寛登(近畿大学2年)の欠場について残念がった。

「今年は初めて大学の同期生
と一緒出場できる!と思って楽しみにしていました。仕方がないですが……。城野から“俺の分までがんばれ”とLINEでメッセージをもらいました。(城野)本人は悔しいはずなのに。だから彼の分まで頑張ります」と力強く語ってくれた山下。

この日の山下はインスタート。前半はショットの調子はよかったものの、パットの距離感が合わず、ハーフ終わって2バーディ1ボギーの34。「朝から風も強かったですし。自分はアウトコースのほうが得意なので(笑)」と後半は出だしの1番ホールはバーディスタート。

そして、4番ホールから6番ホールの3連続バーディで流れに乗る。とりわけ5番ホール(パー3・175ヤード)、9番アイアンで放った第1打はピンまで約3メートルの場所にグリーンオンし、上りのバーディパットを見事に決める。続く6番のパー5(560ヤード)は第1打をドライバー、第2打を5番ウッドでグリーンサイドまで運び、続く第3打のアプローチショットはピンまで1メートルに。いずれもショットとパットが噛み合ってくれたという。

8番ホールでもバーディを奪ってスコアを伸ばしたが、最終の9番ホールでボギー。後半9ホールは5バーディ1ボギーの32。この日トータル66の5アンダーで単独3位と好発進した。

山下と言えば、今シーズン女子ツアー2勝を挙げ、先週まで7試合連続で5位以内に入り、現在(8月23日)賞金ランキングで首位をキープする山下美夢有の弟である。「姉の活躍は良い刺激となっています(インタビューで)姉の話を聞かれることにも慣れました」と笑った。
「初日はショットが良くスコアが崩れませんでした。明日以降は風をも味方につけて頑張りたい!」と最後に話してくれた。

2ラウンド以降も山下の活躍を大いに期待したい。そして、来年度大会こそ友人である城野とともに出場していることを願う。

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