鈴木晃祐(東北福祉大4年)は、この日最初の6ホールで4バーディを奪い,快調な滑り出しを見せた。
6ホールとも2メートルの範囲について、2回外したものの、「4個バーディを獲ったのでよかった」と大きくスコアを伸しそうな手応えがあった。ところが「そこから伸びなくて、ショットがチャンスにつかなくて」、7~8メートルぐらいにしか寄らず、そこからのパットも入らず、後半は2バーディ・1ボギーと5アンダーパー66にとどまり「60点ぐらいのゴルフ」という自己評価になった。
「伸ばし合いになるのは、わかっていた。しっかりバーディを獲れば」とスタート時点では通算5アンダーパーで、そこから上位を狙っていた
。それだけにもっとスコアを伸したかったのだ。第3ラウンドを終わって通算10アンダーパーで、首位の宇喜多飛翔とは12打差をつけられた。
大学4年生の鈴木にとっては、「これが最後の日本学生」と意気込んでいる。2017年に日本ジュニアゴルフ選手権(男子15~17歳の部)に勝っており、自身2つめの「日本」タイトルを目指している。「まだ、わからない。やるしかない。優勝目指して頑張ります」と最後まで諦めない。
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