2022年度(第28回)日本ミッドシニアゴルフ選手権競技が11月1日、2日の2日間、兵庫県宝塚市にある宝塚ゴルフ倶楽部・旧コース(6,160yard・PAR70)で行われる。
本選手権は、2008年に宝塚ゴルフ倶楽部・新コースで開催されているが旧コースでの開催は今大会が初。宝塚ゴルフ倶楽部の開場は1926(大正15)年の10月2日のこと。日本では10番目、関西では神戸ゴルフ倶楽部や垂水ゴルフ倶楽部、鳴尾ゴルフ倶楽部、茨木カンツリー倶楽部に次ぐ長い歴史を誇るコースとしてゴルフファンに知られている。
開場当時は3ホールでのスタートで、設計は日本初のプロゴルファーである福井覚治氏が手がけた。
その後、1930(昭和5)年に18ホールが完成し、1959(昭和34)年には新コースが誕生、現在に至るわけだが、まさに日本ゴルフの歴史の黎明期を担ってきた存在と言える。
ディフェンディングチャンピオンの亀井隆は、宝塚ゴルフ倶楽部・旧コースのプレーは今大会が初めてという。練習ラウンドを終えて、「グリーン勝負になるじゃないかな」と分析。基本的には受けグリーンで、奥からの傾斜が強い。加えて目では確認しづらい傾斜も入り混じっているため、グリーン上が勝負の行方を左右するのではと踏んでいる。
果たして第28回目の頂点を極めるのは誰なのか。明日、ミッドシニアゴルフ日本一をかけた戦いが開幕する。
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