2017年大会以来の優勝とはならなかった田村敏明。第1ラウンドに8オーバーパー78と出遅れたのが結果的に痛かった。この日は3バーディ・5ボギーの2オーバーパー72。ゴルフの内容は悪くなかった。
「今日の前半もいい感じでプレーしていたのに、8番、9番でボギー、ボギーですからね。つまらないミスでのボギーなので、本当にもったいないですけれど、こういうもの積み重ねがゴルフですからね。しょうがないです」
1952年生まれの田村だが、飛距離は落ちていない。日頃からトレーニングは週に1、2回のペースで行うようにしており、趣味を兼ねたジョギングでも体を動かしている。
今回の宝塚ゴルフ倶楽部・旧コース
は2006年に国体の舞台。その時の田村はここをラウンドしているが、そのときに使用したティーイングエリアと今大会は、ほぼ変わっていない。
「20年近く前と同じティーでプレーしているんですから、飛距離的にはきついですよね。でも、楽しくプレーさせてもらいました」
絶え間ない努力があるからこそ、今も第一線で戦い続けられる。2度目の大会制覇は来年以降に持ち越されたが、まだまだチャンスがありそうだ。
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