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Championship Reports
競技報告
【2位スタートの原動力となった橋本と手塚。上田は明日の巻き返しを誓う】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
手塚彩馨
上田澪空
橋本美月
2年2ヶ月ぶりのクィーンシリキットカップで首位の韓国と4打差ながら2位と好スタートを切った日本チーム。メンバー全員が初めて日の丸を背負ってのプレーで緊張感も見られたが、ビショップコーチを中心としたスタッフによる暑熱対策も奏功し、笑顔で第1ラウンドを終えた。

ビショップコーチは、「しっかりと暑熱対策もできて、選手たちもよくやってくれたと思う。韓国とは4打差だが、日本チームは橋本と手塚の2人が2アンダーパーで良いスタートが切れたと思う」と、納得の表情。「大会側からヤーデージブックの提供がない中、日本チームは自分たちで作ったコースメモを駆使して戦略を立てられたし、それがアドバンテージにつながっていると思う」と、これまで培ってきたコースマネジメント力の向上が好結果につながっているのに胸を張る。「残りも暑熱対策をしっかりと行って体調を管理できれば、チャンスはある。これからもやることは変わらないが、ラウンド中の補食が少なかったので、その点も注意するように指導したい」と結んだ。

昨年のアジアパシフィック女子アマチュア選手権を制した橋本美月は、日本チームのエースとして本選手権を迎えた。2ホール目の11番でバーディを奪うと、13、18番もスコアを伸ばし前半を3アンダーパーで終える。「前半はいいプレーができていた」と納得の表情を見せたが、後半は一転、ボギーが先行する苦しい流れに。「いくつかミスをしてしまって、2ボギー。悪い感じではなかったけれど、パットのラインが一筋違ってしまったり、チャンスを物にできなかった」と苦しい時間を振り返る。それでも最終9番をバーディで締めて個人戦2位タイの2アンダーパーでエースの役割は果たし、「今日はもっとスコアを伸ばせた感じなので、物足りなさは感じるけれど満足しても良いかな」と暑さでほてった顔を綻ばせる。「明日は、しっかり自分も信じて、パットもショットもたくさんチャレンジしたい。暑熱対策もしっかりして、最後までバテずに楽しくプレーできるように」と、明日もチームを牽引するプレーを誓った。

橋本と同じく2アンダーパーでチームに貢献した手塚彩馨。スタートから連続バーディで一気に波に乗れるかと思われたが、14番でまさかのダブルボギー。16番もボギーを喫してしまう。それでも17番でバウンスバックを決めると、ここから粘りのプレーを見せる。「最後の方で調子が良くなってきて、暑さの中でアプローチを寄せてパーセーブもできた」と、我慢のゴルフが6番のバーディにつながり、最終9番も値千金のバーディ。「後半で2つスコアを伸ばせたのは良かった」と、笑顔を見せた。「今日は2メートルぐらいのチャンスを決めきれなかった。調子は戻ってきているので、明日は、この距離を決めきれるようにしたい」とさらに上位を目指して、第2ラウンドに臨む。

1アンダーパーの7位タイでホールアウトしたものの、惜しくも不採用スコアとなった上田澪空は、悔しさを隠さなかった。「スタートはセカンドショットもピンそばについてパッティングも思った通りに打てた」と11番でバーディが先行したが、「だんだんと、こう打たなければいけないんだっていうプレッシャーが出てきてしまい…アイアンがぶれて」13番でボギー。16番で取り戻したが17番でボギーと出入りが激しい内容になったが、「ユーティリティーを使ったアプローチを練習してきて、それがうまくできて」パープレーで前半を凌ぎ切る。少し太陽も陰った後半は徐々にショットも本来の布を取り戻し始め、2、4番でバーディ。6番でこの日3つ目のボギーを叩いて71のホールアウトに「第1ラウンドとしては、まぁまぁなスコア。だけど、不採用スコアになってしまったのが悔しい」と表情を曇らせた。しかし、「第1ラウンドは26パットでよく入った。練習でショットとアプローチを調整したい」とリベンジの種はつかんでいる。これまで数多くの日本選手が苦しんできた東南アジア特有のグリーン。上田の好調なパッティングが、日本チーム逆転のキーポイントになるかもしれない。


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