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Championship Reports
競技報告
【メンバー、スタッフが一丸となって首位を奪取した日本チーム】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
橋本美月
韓国と4打差の2位から第2ラウンドをスタートした日本チーム。後半、スコールに見舞われて、約3時間30分の競技中断の措置が取られる事態も選手とチームスタッフが一丸となってコンディション維持に努め、チームスコアを12ストローク伸ばす会心のプレーをみせ、チーム通算16アンダーパーでホールアウト。韓国に5打差、ニュージーランドに7ストロークの大差をつけて、単独首位で明日のムービングデーを迎える。

この日、日本チーム首位奪取の原動力となったのは、エースの橋本美月。2番でバーディが先行すると、3番、5番、6番、9番と5バーディを奪い前半を31で終える。「アイアンでのライン出しのショットやハーフショッ
上田澪空
手塚彩馨
トの距離感が合って、グリーンも傾斜と芝目をうまく読むことができ、タッチを合わせられた」と無双状態の橋本のプレーは後半も止まらない。10番でバーディ、12番から連続バーディ。14番でこの日唯一のボギーを叩いたが、最終18番も「スコアを落としたくなかったので、パーセーブを第一に考えていた」セーフティーなプレーが逆にバーディを呼び込み、この日9バーディ・1ボギーの64。自己ベストを更新する圧巻のプレーは、アジアパシフィック女子アマチャンピオンの風格が漂うものだった。第2ラウンドを終えて通算10アンダーパーは個人戦でも首位。それでも、橋本は「明日、しっかりと切り替えて。今日のプレーと比べるのではなく、明日は明日できる自分のベストを尽くしてチームに貢献したい」と、一分のスキも見せていない。

第1ラウンドは不採用スコアに終わった上田澪空の第2ラウンドは、6バーディ・2ボギーの68。日本チーム首位浮上に貢献したが、決して満足はできなかった。「ショットもパッティングも、いまいちだった」という上田の最初のバーディは4番ホール。「今日はスコアを伸ばしたいと思ってスタートしたのに、ちょっとやばいという入り方だった。プレーをしていると緊張してスウィングが振れなくなってくるのが自分でもわかっていて」と出だしの焦りを払拭するバーディが、6番、8番のバーディにつながっていく。しかし、後半はパッティングが決まらなくなり、12番バーディの直後にボギーと徐々に苦しい展開を強いられた。その上田を救ったのが、降雨による中断だったのかもしれない。16番で3メートルのバーディパットをねじ込んだ後に中断となった上田は、メンバー、スタッフとともにコンディションの維持のために運動を続けながら、3時間30分の時を過ごした。そのケアと16番のバーディが、再開直後の17番でのバーディに繋がったと笑顔を見せる。しかし、その表情を曇らせたのは、最終18番。よもやのボギーフィニッシュは、「良い終わり方ができなかった悔しさが残っている」と昨日の不採用スコアに続いて、翌日への反省として心に刻まれた。明日のムービングデー。プレーを終えて、上田の満面の笑みが見られれば、日本チーム優勝に王手をかけることができるだろう。

手塚彩馨は、惜しくも不採用スコアに終わった。2アンダーパーで第2ラウンドをティーオフした手塚は、バーディスタートを決めるも、2番でボギー。それでも「前半はいい感じでプレーができた」と5、8番でスコアを伸ばし2つスコアを伸ばして折り返す。このまま後半もスコアを伸ばしたい手塚だったが、10番で1.5メートルのパットをミスしてから流れを逃し、11番で連続ボギーを叩いてしまう。13番のバーディに続き、競技再開後の16番でバーディを奪って息を吹き返したかと思われたが、手応えは薄かったようで「思うようにいかないショットが増え、パッティングも決められなかった」と17番で痛恨のダブルボギーを喫し、この日5バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの72。パープレーでチームに貢献することができなかった。「明日は気持ちを切り替えて。攻めるホールはしっかりと攻めていきたい。ホールロケーションも難しくなると思うので、プレーのメリハリを考えながらゴルフをしたい」と悔しさを滲ませながら、明日の躍進を誓った。

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