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競技報告
【大嶋港が2021年大会に続く2度目の戴冠に向けて好発進】
第1日 競技報告:JGA 写真:K.Kinoshita
大嶋港(関西高校3年)が7バーディ・ノーボギーの7アンダーパー64をマークして、単独首位に立った。2位の佐藤快斗に4打差をつける、誰もが驚く圧巻のプレーだった。この日の60台は3人だけだったことからも、そのすごさがわかる。強風が吹くなかでのプレーだったが、彼にはあまり関係なかったようだ。決めたバーディパットは、ほとんどが「4メートル以内」とショットも安定していた。「すごくいいゴルフができました。良かったです。先週からぱってぃングの調子がいいです」と満足の様子。

今年は全国高等学校ゴルフ選手権春季大会、夏季大会と制し、勢いに乗っている。本選手権も2021年に優勝している実力者だ。ただ、2021年のときは東京オリンピック開催のため、大会は日高カントリークラブで行われた。さぞ「霞ヶ関」でも優勝を狙っているかと思うが、そこは「気にせず、自分のプレーに集中したい」と本音はのぞかせない。

優勝に向けて好スタートにも「少しでもいいスコアで回れるように頑張りたい。全力を尽くす」と自信を感じさせた。4兄弟の末っ子で、すでに兄たちはプロゴルファーになっている。いずれは彼もその後に続いていくだろう。2年前に本選手権に優勝したときは、兄たちが手にすることができなかったトロフィーを手にして、喜びを爆発させていた。あれから2年。ゴルフの技術はもちろんのこと、メンタル面や人間面でも成長を感じさせる。彼にとっては、ここもひとつの通過点に過ぎないのかも知れない。それでもきっと再び優勝トロフィーを掲げることができれば、彼にとっての大きなエポックになるだろう。


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