JGAナショナルチームは、公益財団法人日本ゴルフ協会が派遣する海外試合の日本代表選手団を選考する母体となる選手団です。
1984年の世界アマチュアゴルフチーム選手権で日本代表が優勝を果たしたのを機に、ゴルフを通じての国際親善と日本ゴルフ界の発展に寄与する人材を育成するためにJGAナショナルチームが発足しました。
ナショナルチームの発足以来、これまでに派遣した海外試合(交流試合)は、実に200以上の競技を数え、優勝を含め数多くの好成績をあげるとともに、片山晋呉や池田勇太、宮里藍、横峯さくら、諸見里しのぶ、宮里美香など世界を舞台に活躍する選手を数多く輩出してきました。
ナショナルチームは、ゴルフ技術だけでなく、体力、栄養学、英会話、ゴルフ規則講習など多岐に渡るプログラムを年複数回の合宿で実施します。この合宿を通じて、日本代表として世界を舞台に活躍するのに必要な「体力」・「精神力」・「実践力」の向上を図っています。
ナショナルチームは、2015年10月より、オーストラリア ナショナルチームコーチのガレス・ジョーンズ氏をヘッドコーチとして招聘。又、ゴルフオーストラリアと協力関係を構築しており、世界水準の選手強化プログラムを提供が可能となりました。
ナショナル強化委員会では、各選手に適したプログラムを提供するために、選手個々の「心技体」のパフォーマンスを客観的且つ正確に評価し、選手のレベルに合ったプログラムを提供致します。
ナショナル強化委員会では、選手個々のパフォーマンス評価に基づき、以下の強化合宿を実施。
個人別に参加する個人派遣競技(合計7~10試合)及び、ナショナルチーム派遣公式競技公式戦(合計5~10試合)へ選手を派遣し、異文化への理解や国際感覚を身につけ、世界に通用する選手へレベルアップを図ります。
主な派遣競技
シーズン中に怪我をした際に、JISSの専門医による適切な診断、処置を受けられ、JISSのスポーツリハビリテーション室にて、專門スタッフによるリハビリ・トレーニングを実施し、リハビリプログラムを提供。怪我からの早期復帰を可能とします。
JGAからナショナルチームメンバーに一年間の慰労とプロゴルファーの道に進むものも含め、来季の激励も込めて「合同慰労会」を開催します。JGA関係者、ナショナルチームオフィシャルサプライヤーを始め、1年間ナショナルチームをサポートして頂いた方々を招いて、JGA会長よりナショナルチームメンバー全員に記念メダルが授与されます。