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2008年度(第18回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
2008年10月23日〜10月26日 狭山ゴルフ・クラブ 参加者数:108名 アマチュア:16名 |
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中嶋が-6で単独首位。3度目の戴冠に好スタートを切る |
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大会3度目の優勝を狙う中嶋常幸が好スタートを切った。
前週の日本オープンから連戦となった中嶋は、時折痛めている背中を気にするしぐさを見せたが、前半の12、13番の連続バーディーなど6バーディー・ノーボギーの完璧な内容で、6アンダーパーで単独首位に立った。2打差の2位タイには藤池昇龍と陳志明がつけ、さらに1打遅れて2005年のシニアツアー賞金王を獲得した三好隆がシニアルーキーの水巻善典らとともに4位タイで第1ラウンドを終えた。
2006年大会から2年連続で2位と後一歩のところで優勝を逃している室田淳は、2アンダーパーで7位タイと好位置で逆転を狙う。 |
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中嶋が4つスコアを伸ばし、独走態勢に |
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雨模様となった第2ラウンド。気温も下がり、シニア世代の出場選手にとっては厳しいコンディションとなったが、首位スタートの中嶋はこの日も磐石なプレーで、5バーディー・1ボギーの68をマーク。4つスコアを伸ばして通算10アンダーパーとし、2位の湯原信光、陳志明に4打差をつけて独走態勢に入った。
湯原は、前日7位から2位タイに浮上。最も難しい9番ホールで5番アイアンを手にした2打目を3メートルにつけ、バーディーを奪うなど好調なゴルフ。本選手権終了後にはUSシニアツアー予選会出場も予定しているだけに、この試合で好成績を収め、波に乗りたいところだ。首位と5打差の4位タイには、ルーキーの羽川豊、尾崎健夫、室田淳がつけている。
なお、この日でカットが行われ、通算150ストローク・6オーバーパーの60人が第3ラウンド進出を決めた。 |
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大会3度目の優勝に中嶋が大きく前進 |
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この日の中嶋も隙がなかった。スタートの1番でバーディーを奪うと、続く2番もバーディー。後半も3つスコアを伸ばした中嶋は、この日67をマークし、通算15アンダーパーまでスコアを伸ばして2位に6打の大差をつけてみせた。
中嶋は、前半こそショットが不安定でピンチもあったが、しぶとくパーをセーブすると、後半の14番で7メートル、16番で8メートルを決める。最終18番では2打目をグリーンオーバーさせるも、ふわりとあげたロブショットを50センチにつけ、後半3つ目のバーディーを奪った。粘りのプレーの源は、集中力。同組で2位につけている湯原が話しかけられないほどの集中が、この日の中嶋のプレーを支えた。2位の湯原とは6打差、3位の中尾豊健と羽川には9打差をつけた中嶋が3度目のシニアオープンタイトルに大きく前進した1日となった。 |
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通算-15で中嶋が3度目の戴冠を完全優勝で飾る |
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中嶋 常幸(左)と山浦 正継(右) |
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本年の日本シニアオープンは中嶋の一人舞台だった。
豊富な練習量に裏打ちされた確かな技術、類まれな集中力、日本ツアーの一時代を気づいてきた男が、狭山CCで三度その輝きを取り戻した。2位の湯原に6打の大差でスタートした中嶋は、9、11番でボギーを叩いて湯原との差が縮まったものの、12番から2つバーディーを奪い、この日パープレー。後半になってスコアを落とした湯原に変わり、2位に浮上した室田を退け、一度も首位を譲らず通算15アンダーパーで完全優勝を果たした。この優勝で日本タイトル8冠。シニア入りしての4勝は、全て日本タイトルという大舞台での強さをみせつける4日間だった。室田は、この日5バーディー・1ボギーの68をマークしたが、室田は3年連続で2位に終わった。7打差の3位タイには湯原と海老原清治が入り、大会連覇6度目の優勝を狙った青木功は、通算イーブンパー、12位タイに終わった。なお、ローアマチュアは、通算9オーバーパー、全体の42位タイで山浦正継が獲得した。 |
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