2001 JUNE vol.66
物語の主人公は島田浅夫さん。埼玉県日高市の島田ゴルフ製作所の会長を務める島田さんは、今年80才。約60年前、父とともに国産初のスチールシャフトを完成させた人物である。そして現在も相変わらず仕事場に通う。「機械化が進んだから、私がやっても、他の人がやっても同じシャフトが出来上がってしまう。長年のキャリアも、その間に身に付けた技術も何にも生かせない」——と、島田さんは少しはにかんだ表情で答えた。
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ヘッド完成に続き要求されたシャフト製作
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父子2つの製法でシャフト作りをスタート
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今もなお衰えることない島田さんの探求心
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