さらに2回戦では、話題の伊藤も1番で諸藤のバーディーで喫したダウンをすぐ2番のバーディーで取り返したものの『2回戦の中盤から2打目でグリーンに届かないホールもあったりして疲れました。ショットの調子もあまりよくなく、12番(パー4)では右に曲げて隣ホールに打ち込んだり、パットも昨日に比べて入ってくれなかった』とズルズル差を広げられ、14番(パー5)で2個目のバーディーを奪いはしたが、時すでに遅く、15番のダブルボギーで涙をのむことになった。逆に昨年決勝まで進み、あと一歩で優勝というところまで健闘した藤島豊和の弟の藤島晴雄(19歳、泉国際)は、『昨年は、兄が決勝までいった。僕はアマチュア生活がまだ
2年あるので、今年は兄の分も・・・』と気合を入れて臨み、1回戦で亀井隆(47歳、唐沢)に粘られたが最終ホールで決着をつけ、2回戦の深堀昌之(21歳、熊本、九州東海大4年)に対し、パー5の4、9、11番を確実にものにし、6番で深堀のバーディーで1ホールを取られたものの安定したショットで準決勝に駒を進めた。
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