秋晴れの天候に恵まれた4日間、霞ヶ関CCに詰め掛けたギャラリー数は延べ20,916人で、昨年の廣野GC大会を5,000人余上まわったものの、1995年に霞ヶ関CC・東コースで行われた第60回大会(優勝・伊沢利光)の26,863人には及ばない結果だった。
それは、今大会の前売りチケット(4日間通し)の売れ行きが4,500枚で、11年前の7,000枚と大きな差があったので、試合前から予想済みだったこと。
それにして、第3・第4ラウンドの2日間、近隣の川越市では年に一度の“川越まつり”が開催され、100万人の人出があったというのだから、「羨ましい限りです」という大会関係者の言葉に実感があった。
しかし、ギャラリーは熾烈な優勝争いだけがお目当てではなく、東コース2番ホールに設置されたギャラリー・プラザに集い、500人収容出来る大テントで食事をしたり、ゴルフ用品の販売テントに群がったり、プロのアプローチ練習風景を目近に見ることを楽しんだもの。好天の週末の過ごし方としては絶好の野外行楽なのだろう。
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