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霞ヶ関カンツリー倶楽部の歴史 |
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ゴルフ界の先達と地元旧家の熱意による創設 |
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霞ヶ関の広大な地がゴルフ場に最適であると判断した藤田欣哉、赤星四郎氏らゴルフ界草分けの諸氏の尽力と、地元旧家の当主発智庄平氏のこの地に是非ゴルフ場を建設したいとの願いが実を結び、昭和4年の春から創設の動きが本格化してコースの工事が始まった。
5月には、倶楽部の創立総会が開かれ、起工からわずか8ヶ月後の9月末、18万坪の土地に6600ヤード、パー72の東コースが竣工、開場式は昭和4年10月6日であった。 |
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アリソン氏による改造とわが国初の36ホールズの誕生 |
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昭和5年12月、世界的名設計者C.H.アリソン氏がコースを視察し、同氏の設計図により、改造工事が行われた。このとき作られた有名なアリソンバンカーは東10番ホールをはじめとする各ホールで、プレーヤーの安直なアプローチを峻拒している。西コースは会員の間から高まった第2コース建設の要望に応えて起工され、昭和7年6月12日に開場した。西コースの開場により当倶楽部はわが国で初めて36ホールズを持つゴルフ場となった。 |
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戦時の苦難、接収、戦後の復旧 |
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昭和13年のゴルフ入場税の導入、15年のJGAによる自粛要請など戦時色は次第にゴルフ界を圧迫し、当倶楽部の活動にもかげりが見え始めた。
第2次大戦に突入してまずキャデイが廃止され、20年4月ついに倶楽部の業務停止という事態になった。
昭和20年8月終戦、9月米軍によって倶楽部は接収された。接収は27年3月まで続いた。
戦時中の開墾その他で荒れ果てたコースは、米軍接収中も復旧へ向けた作業が行われ、27年9月にはまず東コースの復旧工事が完成し、続いて29年6月には西コースも復旧した。 |
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ゴルフ隆盛の起点〜カナダカップの開催〜 |
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わが国ゴルフ史の中でも特筆すべき出来事となったカナダカップ(現在のワールドカップ)第5回大会が、昭和32年10月、東コースで行われた。30ヶ国、60名が参加、選手の中には当時全盛のサム・スニードや若き日のゲーリー・プレーヤーの姿もあった。
この大会で日本チーム(中村寅吉・小野光一プロ)が団体優勝、個人でも中村プロが優勝した。
その模様はテレビで全国に放映され、スポーツ紙も大きく取り上げた。これにより日本のゴルフ熱は一気に高まり、霞ヶ関カンツリー倶楽部も一躍世界に名を知られるところとなった。 |
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日本オープン、日本女子オープンの開催 |
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カナダカップ開催から38年を経た平成7年9月、同じ東コースで第60回日本オープンゴルフ選手権競技が開催された。距離もカナダカップ時に比べ約100ヤード伸び、タフなセッティングの中で108選手が白熱の戦いを繰り広げた。優勝はプロ初勝利の伊沢利光、2位細川和彦、3位田中秀道といずれも20代の、当倶楽部で毎年行われている日本ジュニア出身の若手プロが上位を占め、その後のヤングパワー台頭のきっかけとなった。
日本オープンから4年後の平成11年6月、当倶楽部で初めての女子オープン競技となる第32回日本女子オープンゴルフ選手権競技がやはり東コースで行われた。4日間中3日が雨という悪コンディションにもかかわらず、多くのギャラリーが熱心に見守る中、村井真由美プロが優勝をさらった。この大会でも以後のツアーで活躍することになる不動裕理、米山みどり、などの新星女子プロが確かな躍進振りを見せた。
2つのオープン競技を通じて、全国のゴルフファンに当倶楽部のコースの美しさと、戦略的な難度の高さをあらためて印象付けることとなった。 当倶楽部で最初に日本オープンゴルフ選手権が開かれたのは、当倶楽部開場から4年後の昭和8年、第7回大会であった。この時は東コースで行われ中村兼吉プロが優勝した。2回目はカナダカップの前年、昭和31年、第21回大会が西コースで行われ、当時全盛の中村寅吉プロが優勝した。
さて、平成7年の第60回大会に続き、11年振り通算4回目の当倶楽部での開催となる日本オープンゴルフ選手権第71回大会は、前回の東コースから舞台を名設計家井上誠一氏の手になり、その後ワングリーンに改造された西コースに移して行われる。7年前に開催が決定して以来、基本的にはコースの持っている特徴をそのまま生かすという考えに立ちつつ、一部護岸の改良、バンカー及びグリーンの整備など最高の戦いの場に相応しいコース準備が着々と進められてきた。 |
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倶楽部の現状(平成18年9月現在) |
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会員数 |
1,985 名(内正会員1,357名) |
敷地面積 |
1,332,147 平方メートル |
ハウス面積 |
7,077 平方メートル |
樹木本数 |
9,684 本(直径20㎝以上) |
コース |
東コース |
OUT |
3,505ヤード |
I N |
3,477ヤード |
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6,982ヤード(Par72) |
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(COURSE RATING 73.2) |
西コース |
OUT |
3,384ヤード |
I N |
3,503ヤード |
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6,887ヤード(Par73) |
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(COURSE RATING 72.8) |
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※日本オープンは7,068ヤード、Par71 |
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バンカー数 |
東コース129/西コース76 |
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※下図のコースレイアウトにあるホール数をクリックすると、各ホールの詳細がご覧いただけます。 |
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●美味しいお食事や、冷たいお飲物等を販売しております。300インチハイビジョン大画面でご観戦いただけます。
●JGAブースでは、大会記念グッズの販売を行っています。
●NHKブースでは、デジタルハイビジョンで競技の模様をご覧いただけます。
●AED(自動体外式除細動器)とは電源を入れると音声で操作が指示され、救助者がそれに従って除細動(=疾病者の心臓に電気ショックを与えること)を行う装置です。 |
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パー アンド ヤーデージ/TOTAL7,068 PAR71 |
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HOLE |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
OUT |
YARDS |
408 |
360 |
487 |
198 |
388 |
564 |
224 |
403 |
443 |
3,475 |
PAR |
4 |
4 |
4 |
3 |
4 |
5 |
3 |
4 |
4 |
35 |
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HOLE |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
IN |
TOTAL |
YARDS |
542 |
205 |
400 |
479 |
380 |
580 |
163 |
390 |
454 |
3,593 |
7,068 |
PAR |
5 |
3 |
4 |
4 |
4 |
5 |
3 |
4 |
4 |
36 |
71 |
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【ギャラリーの皆様にお願い】 |
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● |
場内はいかなる場合でも打球事故が起こることが考えられます。特にロープの張ってある区域内は非常に危険ですし、コース保護という観点からも決してお入りにならないようお願いします。 |
● |
場内では係員の指示に従って楽しくご観戦下さい。 |
● |
ルールトラブルの原因のともなりますので飛んできたボール、又落ちているボールには触れないで下さい。 |
● |
場内の放送設備(カメラ台・タワー・ケーブル等)には手を触れないようお願いします。 |
● |
ペットのお持ち込みはご遠慮下さい。 |
● |
観戦にはスニーカー、運動靴が便利です。ハイヒールやサンダルはケガの元となりますし、メタルスパイクシューズは音がプレーを妨げることもありますのでご遠慮下さい。 |
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● |
ゴミ・空き缶・タバコの吸殻は、指定の場所にお捨て下さい。
場内の美化にご協力下さい。 |
● |
カメラ・ビデオ等の持ち込み、又、携帯電話・ポケットベルのご利用は固くお断り致します。これらは時としてプレーの重大な妨げとなりますので、皆様のご協力をお願いします。 |
● |
競技中の事故、ケガについては大会本部・救護室又は会場内の大会スタッフにご連絡下さい。尚、応急処置は致しますが、それ以上の補償は致しかねますのでご了承下さい。 |
● |
競技が不成立になっても全日程が中止にならない限り払い戻しは致しません。 |
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半券は当日競技終了までお持ちください。 |
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ご観戦の際は打球事故防止のためなるべく帽子を着用ください。 |
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雷雲が接近したら、左記の雷マークを場内に掲示します。また雷が発生した場合サイレンが鳴りますので、係員の指示に従って安全な場所に避難して下さい。
雷が発生した場合は、独立した木の周辺・金属製の物の近く・ゴルフカート・丘の上や高い場所・ギャラリースタンド等は危険ですので、これらからは離れて避難して下さい。 |
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