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競技報告
【藤本が2位タイに。ベストスコアで7位タイ入賞の宇佐美と団体戦優勝を手にする】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
2位入賞藤本
7位入賞宇佐美
大会に入ってショットは好調な藤本だが、昨日同様パッティングが思うように決まらず、この日も、ボギーが先行する苦しいプレーとなった。しかし、8番でバーディー、9番でイーグルを奪い、悪い流れを断ち切ると、後半は、他の選手が次々とスコアを崩すタフな設定のホールが続く終盤で、危なげなくパーを重ねて順位を次々に上げた。結果、1イーグル、2バーディー、2ボギーの今大会藤本自身初のアンダーパー70で回り、通算1オーバーパー、289の2位タイで大会を終えた。

昨日まで自分のプレーができず苦しんでいた宇佐美は、前半3連続バーディーを奪うなど、ようやく宇佐美らしい攻めのゴルフを取り戻し、その後もバーディーを重ね、昨年から攻めあぐんでいる終盤ホールでボギーを叩いたものの、7バーディー、4ボギーで最終ラウンドのベストスコアタイとなる69をマークし、通算5オーバーパー293で7位入賞を果たした。

藤本とともに5位タイでスタートした柴田は、昨日までの好調なショットが一転。苦しいプレーとなった。バーディーが1ホールしか奪えず、1バーディー、6ボギーの77とスコアを大きく崩し、通算8オーバーパー296とし14位タイで大会を終えた。

なお、団体戦は、宇佐美と藤本の組合せで臨んだ日本チームが、通算582ストロークで2003年の池田勇太・諸藤将次組以来2度目となる優勝を果たした。

個人優勝は、昨日2位に8打差をつけ独走状態になった、Matthew Giles(Australia)がこの日72のイーブンパーにスコアをまとめ、通算8アンダーパー、280で2位の藤本に9ストロークの大差をつけ、オーストラリア人3人目、4回目となる優勝を飾った。


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