欧州ツアーに参加直後の大会で、練習ラウンドも1回だけという谷原秀人だったが、4バーディー・3ボギーの71で、6位タイの好スタートとなった。中嶋常幸・石川遼というこの日の“目玉ペアリング”でのラウンドだったが、ボールに向かって構えたらスピーディに打つという歯切れの良いプレーリズムは健在だった。アウトを2アンダーパーで折り返したところまでは順調なペース。「後半は苦しい場面が続いたけれど、17番のバーディーで救われ、1アンダーパーをキープ。こらなら満足です」ときっぱり。
練習ラウンドについても、「自分の経験から、マスターズや全英オープンで練習ラウンドをやりすぎても良い事ないと悟った。帰りの飛行機で爆睡できたので、体調に問題はない」と時差ボケもないらしい。歯切れの良いのはプレーだけではなく、体調管理にも通じるものがあるらしい。「ショットを曲げたらスコアにならないコース。明日からもそこに気をつけて、今日のようなプレーを目指す」ときっぱりコメントした。
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