ローアマチュアのタイトルは、4日間安定したプレーを続けた野村敏京が獲得した。
アマチュアでただ一人のアンダーパーとなる通算4アンダーパーで最終ラウンドをスタートした。出だし2ホール連続ボギーで、このまま崩れかけた野村を救ったのはパッティングだった。5番でバーディーを奪うと、6番でボギーを叩いたが、7、9番でバーディーを奪い、前半をパープレー。この時点でほぼローアマチュアの座を確実なものにした野村は、後半も2バーディー・4ボギーの38にスコアをまとめ、この日74。通算2アンダーパーで全体の15位タイでローアマチュアとなった。
「アマチュアの中で一番という成績を残せたことが嬉しいですし
、先輩達と戦っていい成績を残せたことを誇りに思う」と、笑顔の野村。2007年の日本ジュニアも初出場初優勝。本選手権も初出場でローアマチュアに輝いた野村はこの成績で自信を深め、「出来る限り早くプロになりたい」と、これからの目標を語った。
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