日本シニアオープンゴルフ選手権競技の第2ラウンドは、霧に咽ぶ中でティオフされた。途中、濃霧によりプレーの進行が滞り、後半の1番ホールからのスタートが予定より15分遅れたが、徐々に天候も回復。正午前には、琵琶湖CCにまぶしい太陽の光が降り注ぐ絶好のコンディションに変わった。
めまぐるしく変わる天候に翻弄されているのが大会4度目の優勝を狙い首位でスタートした高橋勝成。100ヤード先が見えない濃霧の中の前半で1つスコアを伸ばし、天候が回復した後半もスコアを伸ばすかと思われたが、一転してスコアメイクに苦しんでいる。
上位陣が苦しいプレーを続けているなかで現在、スコアを伸ばしているのは1アンダーパーでスタートした渡辺司。昨年の日本プロシニアを制している渡辺は、シニア2つ目のメジャー優勝に向けて5つスコアを伸ばしている。この他、現在シニアツアー賞金ランキングトップの尾崎健夫、羽川豊らも虎視眈々と上位をうかがっている。
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