2009年度(第19回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技は30日、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部・栗東/三上コースで第2ラウンドを行った。早朝、濃霧が発生し、プレーの進行が滞ったが、正午前には天候も回復。上位陣のスコアも伸びていった。その中で2アンダーパーでスタートした室田淳がアプローチに冴えを見せた。室田は1番でチップインイーグル、4番でもチップインバーディを奪うなどこの日1イーグル・2バーディ・1ボギーの69でホールアウト。通算5アンダーパーで2位に1打差をつけて単独首位に立った。2位グループには、後半5番のダブルボギーなどスコアメイクに苦しんだ高橋勝成と、水巻善典。さらに1打遅れて通算3アンダーパーに尾崎健夫と、この日ベストスコアをマークした昨年の日本シニアプロチャンピオンの渡辺司が順位を上げている。大会連覇を狙う中嶋常幸は、1番でイーグルを奪い、このまま一気に上位進出かと期待されたが、7番から3連続ボギーを叩くなど、精彩を欠いて71でホールアウト。通算1アンダーパー9位タイながら、連覇への道は厳しい状況だ。なお、この日カットが行われ通算8オーバーパーの56位タイ60人が明日からの後半のラウンドへの進出を決めた。
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