2009年度(第19回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技は31日、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部・栗東/三上コースで第3ラウンドを行った。快晴無風の絶好のコンディションに恵まれたムービングサタデーと呼ばれるこの日、渡辺司が後半5連続を含む6バーディ・ノーボギーの完璧なプレーで66のベストスコアをマークし、通算9アンダーパーで単独首位に立った。2位グループには1番ホールでイーグルを奪った高橋勝成と3年連続2位タイと苦渋を舐めている室田淳が3打差でつけている。後半7連続バーディの猛チャージを見せて4つスコアを伸ばしたディフェンディングチャンピオンの中嶋常幸と、尾崎健夫の2人が1打差の4位タイと続き、明日の最終ラウンドを前に優勝争いは混沌としてきた。ローアマチュア争いは、﨑山俊紀がこの日も75にスコアをまとめて通算5オーバーパーでホールアウト。全体でも18位タイと健闘しており、次位の藤井広文に5打差をつけ、3度目のローアマチュア獲得に王手をかけた。
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