2009年度(第19回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
日本シニアオープン ハイライトムービー配信中
新's あらたにす JGA3大オープン特集
NHKで全国生中継予定
Championship Reports
競技報告
【「まだまだ諦めない」5打差6位の水巻】
第3日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Gary Kobayashi
通算4アンダーパーでスタートした水巻善典のゴルフに落ち着きがなかった。出だし1番ホールをバーディとしたものの、足取りやしぐさに、一コマの余裕がないように見えた。
「実は、京都からコースに来る道のりで、渋滞が酷かったんですよ。予定では、1時間半前にはコースに着く予定が、到着したのが45分前。時間的には、間に合っているのですが、メンタル的に落ち着かなかったことは確かです」
2番ホール(195ヤード・パー3)。ここで3パットしたのが「運の尽き」だった。グリーン真ん中に捉えたものの奧の段の上にボールが止まっての3パット。続く3番ホールで、その気分を引きずったままティショットして右のラフ……。「2、3番と続くと次もボギーがあるな」と悪い予感が頭をよぎる。ボギー。
悪い流れが止まったのは、落ち着きがでてきた前半の中盤からだった。8、9、そして10番ホールとバーディをとって、この日1アンダーパー。通算5アンダーパーとした。「さあ、これから、というときに、とんでもないポカをやってしまったんです」
なんと、12番ホールで、トリプルボギーを叩いた。5アンダーパーから2アンダーパーに落ちた。
12番のティショットを右にふかして山。その山からボールが落ちてこずに、途中の土に引っかかっていた。それを出したら今度は、ディボット跡。
「そこまでは仕方がないわけですよ。ティショットを曲げてしまったんですから。問題は、ディボット跡のショット。ちょっと短いクラブでしっかりと振ろうと思ったら、ザックリ。50ヤード(笑)」そこからグリーンオーバーし、結果的に寄らず入らずのトリプルボギー。
「でも、昨日までは、パッティングでラインにボールが出ないで悩んでいたんですが、途中でちょっとしたヒントが浮かび、パッティングがよくなってきました。でも、7つもバーディを獲ってパープレーって、記憶にないなぁ」
13番、16番でバーディをとり、17番でボギーのあと「18番でナイスバーディ」で締めくくり通算4アンダーパー。首位の渡辺司に5打遅れて6位で最終ラウンドを迎える。
「まだ、チャンスはあると思っています。明日の天候にもよりますが、まだまだ諦めないですよ。それにヒントも浮かんだし……」ホールアウトするなり、足早に練習場へ直行した水巻の明日のプレーが楽しみである。

その他の記事はこちら
戻る