「パー5で、バーディ。パー3では、パー」それが、このコースの攻略法と言っていた尾崎健夫。その言葉通り、1番ホール、パー5でバーディをとり、2番ホール、パー3では、パー。さらに、5番、パー5でバーディ。6番、パー3で、パーと計算通りのスタートを切った。ところが、8、9番ホールのパー4で思わぬボギーを叩いてしまう。
「今日は、ドライバーがだめだったんだ。このコースは、唯一(自分にアドバンテージがあるとすれば)、ティショットが打ちやすいコースだったけど、そのアドバンテージが使えない(ショットが悪い)と、どうしようもない」
後半、13、16番ホールでバーディを獲ったものの、アウト36、イン34の70で、通算5アンダーパーで3日目を終えた。
「ひとり走っているのがいて、計算が狂ったなぁ。4打差…(渡辺)司は、今日6つのバーディ? この厳しいホールロケーションで…。あがり6ホールで、5パットだもの。まあ、よく凌いだといえば、凌いだ。明日は、いいところに行きたい」明日、最後の望みをかけて18ホールに臨む。
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