2009年度(第19回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
日本シニアオープン ハイライトムービー配信中
新's あらたにす JGA3大オープン特集
NHKで全国生中継予定
Championship Reports
競技報告
【3打差2位タイ高橋勝成が味わった「頭」と「体」のギャップ】
第3日 競技報告:塩原義雄    写真:Gary Kobayashi
それは、スタートして間もなく、高橋勝成を襲ってきた。1番パー5のフェアウェイからの第2打。残り248ヤードを3番ウッドで狙ってピン手前5メートル弱に2オンを果たした。これを決めてイーグル発進となったのだが…。
「今日は、気持ちよくラウンドできそうだな、と思ったのは、大間違いでした。数ホールいくうちに、ドライバーショットのリズムは乱れるし、セカンドショットの感覚もなくなってしまった」

具体的には、どういうことなのか。

「スウィング、ショットのイメージは、はっきりとつかめているのに、体が反応してくれないんです。頭は30歳代のままで働いてくれているのに、体が、やっぱり60歳を間近にするレベルになってしまっているんでしょうね。これだけ頭と体のギャップを大きく感じたのは初めてです。そういう意味では、今日は、自分の中で何かの記念日になりそうです」

 ショットがままならない。うまく体が反応してくれたホールではバーディも決められたが、全体の流れとしてはピンチをしのぐゴルフだった。おかげで、つかめたこともある。

「自分はショットが持ち味で、そのショットがぶれはじめると、ゴルフが淡白になってしまう傾向が強かったのですが、今日は、それでも粘り強くスコアをまとめることができた。これ、大きな収穫です。このあと、練習場でギャップを埋めるための調整をしなければなりませんが、それが埋まり切れなくても、最終ラウンドは、今日みたいに粘り強くプレーできると思います」

シニア選手は、転んでも、ただでは起き上がらない。


その他の記事はこちら
戻る