「非常に、悔しい。言葉に表せないほどです」と、無念さを隠せなかったのが、室田淳だ。これで、日本シニアオープン、4年連続の2位。1打差の2位は、2006、07年に次いで3回目。前半、4番でバーディ、5番、ボギー。そして7番でバーディの35。その時点で、中嶋の8アンダーパーに次ぐ2位で、渡辺司と肩を並べていた。
インに入って、攻撃をかけなければいけない立場の室田が、足踏みをしてしまう。ようやくバーディが来たのが、16番ホールだった。最終18番ホールで、バーディをとれば、まだチャンスがあるという場面で、第2打がグリーンに乗らず。ランニングアプローチの第3打もグリーンの傾斜で、どんどんピンから離れていく。2パットのボギーとし、プレーオフの可能性も逃して、2位タイに終わった。
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