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【チーム最年少の川村が苦しいゴルフながらチームを牽引】 |
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「緊張はあまりしていなかったように思っていたんですが、緊張するとショットが右に出る癖がスタート後の数ホールは出ていたので、無意識の内にやはり緊張していたみたいです」と飄々と自分析するチーム最年少の川村昌弘(福井工大附福井高1年)。ボギーが先行する苦しい展開ながらも、持ち前のショットの正確性と冷静さで、辛うじて3オーバーパー・75にスコアをまとめ、チームを牽引した。
アイアンショットの精度には定評のある川村は、今日も狙い通り、アイアンでピンに絡めていくが、バーディチャンスをなかなか決められないパッティングにフラストレーションの溜まるラウンドとなった。
3番パー3で、ティショットを右の
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バンカーに入れボギーとすると、続く4番パー5ではツーオンに成功するも、3パットのパーとチャンスを活かせず、5番では砲台グリーンへのアプローチからパーパットを決められずにボギー。各国のトップアマが苦戦する高速グリーンに、川村もまた苦しんでいた。
しかし、2つ目のパー3である6番で今度は195ヤードを4番アイアンで7mにきちんとパーオンさせると、これをねじ込んでバーディを奪う。しかし、9番パー5で2mの下りのバーディチャンスは、カップをなめたものの決まらず、「入った!と思っただけに痛かったですね。これを入れていれば今日1日、もう少し違うラウンドになっていたと思います」とショックを引きずったのか、返しの50cmのパーパットも外し、バーディチャンスから一転、4つ目のボギーを叩いてしまう。
「あれが入っていれば…」の言葉通り、直後の10番では「練習ラウンドも含めて4日間で1番」のナイスショットでフェアウェイをキープするとセカンドショットもぴったり2mにつけたものの、これを沈めることが出来ずに流れに乗ることが出来なかった。なかなかリズムを掴めないまま、11、12番と連続ボギーで6つのボギーを叩いたものの、15番では残り70ヤードを54度で1.5mにつけバーディを奪うと、16番でもグリーン左のカラー12mから2mにつけ連続バーディ。トータル3バーディ・6ボギーの3オーバーパー・75で個人14位タイとパッティングに苦しみながらもまずまずの初日を終えた。
「本当に勝負どころでパッティングが決まらず、ペースの掴めないラウンドでした。明日は相性の良いバック9からのスタートなので、前半でよい流れを掴みたいですね。今日は6つもボギーを打ってしまったので、まずはボギーを減らす為に我慢のラウンドに徹して、少ないチャンスをものにして少しでも順位を上げたいです。」 明日の第2ラウンドでどれだけ上位との差を詰められるかがチームジャパンの勝負となりそうだ。
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