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競技報告
【小平は18番のトリプルボギーが響き+5】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
8月の4カ国チーム選手権に続き、2戦目の代表戦となった小平智(日本大2年)。
「ショットも好調だし、パッティングも練習ラウンド中にかなり掴めてきました」と話していた小平だが、出だしの2番から2mの下りのパーパットを1.5mオーバーし、これも決められずにダブルボギーと躓いた。

「これで逆に吹っ切れました」と、続く3番パー3でも手前ラフにショートして、同じく2mが入らずボギー、8番では120ヤードからピッチングでまたもショートして3mのパーパットを入れられずにボギーと、ボギーの先行する展開も「その間にアプローチで寄せて1パットで拾えていたパーもあったし、自分なりのゴルフが出来ていた」と、意
に介さなかった。

その気持ちが効奏したのか、9番パー5では、残り250ヤードのセカンドショットを3番ウッドでグリーン右手前のラフまで運ぶと、そこからアプローチを50cmにつけ、初のバーディを奪うと、「この9番当たりからショットが曲がらなくなってきて、良い流れで良いゴルフが出来た」と、13番では残り130ヤードの打ち上げを9番アイアンで手前6mに乗せると、これを見事に決めて2オーバーまでスコアを戻した。

「後半は16番までずっとパーオン出来ていたし、17番も4mのパーパットをきちんと決められていたので、最後もしっかり締めようと思ったんですが…」と迎えた最終18番ホール。ティショットを右に曲げると木が邪魔になり、上を越えるよう狙って打ったセカンドショットはダフリ気味でフェースが開き、右にOB。4打目となる打ち直しもダフってグリーン手前70ヤードにショートすると、4mのダブルボギーパットを外し、痛恨のトリプルボギーでホールアウト。2バーディ・2ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーの5オーバーパー・77の個人23位タイと、1ホールのミスが手痛く響く結果となった。

それでも小平は「パッティングも練習の成果が出てきているし、ショットも調子が良くなってきているので、明日はあまり考えずに自信を持ってプレーしたい」と、自分のプレースタイルを揺るがせない。その強気な姿勢が明日、吉と出るか。

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