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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【最終2ホールの連続ボギーを悔やむ宇佐美】 |
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3日目の悪夢は終わっていなかった。前回大会で、チーム戦首位から5位に順位を落とした日本チーム。今回の代表選手で、その悔しさをただ一人味わった宇佐美祐樹(日本大3年)だったが、スコアを伸ばせず、チームに貢献することが出来なかった。悲願の日本アマを制し、「やらなきゃいけないし、やれる自信はある」と、気力・体力ともに充実した中で臨んだ今年のノムラカップ。エースとしての重圧の中で必死のプレーを続けているが、昨日に続き、第3ラウンドも出入りの激しい内容で、74の2オーバーパーに終わった。
2番ホールでボギーが先行した宇佐美は、直後の3番で2メートルを沈めてバーディー。前半は6番のボギーで37。傍目
には、安定したプレーに見えた前半だったが、宇佐美自身は、「4番のパー5でバーディーが獲れないのが痛かった」と僅かな焦りを感じていた。後半に入ると、10番で110ヤードの2打目を1メートルにつけてバーディーと、波に乗るかと思われたが、その焦りが微妙にショットを乱したのか、11番でティーショットを右バンカーに打ち込みボギーと足踏みが続く。バーディーチャンスは訪れるものの、「下りのパットになってしまい、決めきれなかった」と焦りが徐々に募っていく宇佐美。15番でようやくバーディーを奪って、イーブンパーに戻したが、16番で1.5メートルのバーディーチャンスをカップにけられて、焦りは頂点に達してしまった。
加えて、「後半に入るとショットが乱れる」という不安を抱えている宇佐美にとって、最終2ホールは鬼門だ。果たして、17番のパー3では「会心の当たり」というティーショットを放ちながら、クラブの選択ミスでグリーンをオーバーするミスでボギー。18番もガードバンカーから寄せきれず、ボギーを叩いてしまった。「バーディーを獲れるホールで獲りきれなかったことと、最終2ホールをボギーにしてしまったのが悔しい」と、うなだれる。「3日間、パーで凌いでいるのに、スコアに繋がらない。ボギーが多すぎる」と不甲斐ない自分を責める宇佐美。「明日はノーボギーを目指して、攻めるだけです」首位をいく韓国とは24ストロークの大差をつけられての3位。僅かな期待を胸に、日本チームのエースとして最後のプレーにチームの浮沈をかける。
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