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【2日連続でチームに貢献した大田和だが、情けないと唇をかむ】 |
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昨日、スコアを崩す要因となった3パットのミス。今日の大田和桂介(日本大3年)は、「もったいないミスをしない」と心に決めてスタートしたが、1番で15メートルのバーディチャンスを3パットしてしまった。しかし、「スタートでいきなり昨日までと同じミスをして…悔やむところだけど、ここで悔しがってプレーが雑になることが一番いけない」と気持ちを奮い立たせて、2番に向かった。
「アイアンショットが今までで一番良かったし、バーディで取り返せる自信もあった」と、2番で195ヤードの2打目を5番アイアンで30センチにつけてバーディを奪い返すと、4番(パー5)では、残り250ヤードのセカンドショットを5番アイア
ンで見事に2オンし、バーディ。5番でボギーを叩いたものの、7番で4メートル、9番(パー5)でも計算とおりにバーディを奪って、前半で2つスコアを伸ばしてみせた。
しかし、波に乗りたかった後半のスタートホールでアプローチを寄せきれずにボギーを叩くと、「バーディの直後でボギーとしてしまい、自分で流れを掴み損ねてしまった」という通り、12番でも再びアプローチを寄せきれずボギー。最終18番でようやく2.5メートルのバーディパットを沈めて溜飲を下げたが、71とスコアを伸ばしきれないまま、ノムラカップを終えてしまった。「チームのために」という思いと、「自分が引っ張らなくては」という責任感の狭間で苦しんだ4日間。
「またも韓国のレベルの高さを思い知らされました。自分も第1ラウンドにチームの足を引っ張ってしまい、期待に応えられなかった」と、意気消沈の大田和。
「悔しいし、情けない。韓国の選手とプレーした2日間で、自分のプレーに徹することが出来なかった。韓国と台湾の選手は、自分とは正反対で、淡々と最後まで集中力を切らさずに、自分のゴルフをしていた。この差が大きな自分の課題です」と話す大田和。昨年の日本学生優勝と日本オープンローアマチュア、そして連覇を果たした今年の日本学生では、ピンチになっても自分のプレーを全うしてきた大田和。そして、その落ち着いたプレーが大田和の最大の武器だったが、ノムラカップという大舞台で、それを実践することが出来なかった。
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