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【比嘉真美子が+3で全体の18位タイでアマチュアトップに】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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20人が出場しているアマチュア選手の中で最上位のスタートとなったのは、今年の日本女子アマチュアゴルフ選手権競技で優勝した比嘉真美子だ。沖縄の先輩で連覇を狙う宮里美香と同組でのラウンドだった。いずれはUSPGAツアーの舞台に立つつもりでいる比嘉にとって、宮里美香は、絶好の相談相手になる。ラウンド中にも、チラッとその話題に触れたが、続けられるほどやさしいコースではなく、プレーに集中していった。 「とにかく、前半はラフばっかりで、パーセーブしたホールも綱渡りのようなプレーで、気がついたら3オーバーパーになっていたという感じでした」
前日の練習ラウンドから調子は「あまり良くなかった」という。「下
半身のブレが気になっていました。修正しきれずに、後半はそこだけを意識するようにしたら良くなってきました」
16、17番の連続バーディもあってバックナインはパープレーにまとめられた。比嘉にきざした光明であった。日本女子オープンには、どんな思いで臨んでいるのだろうか。比嘉は、ちょっと意外な答えを用意していた。
「スコアとか順位とか、具体的な目標は持っていません。自分のゴルフ(飛距離を生かした攻めのゴルフ)が、どこまで通用するのか。敢えて目標というなら、そのことを念頭においてコースに挑戦させてもらっています」
その意味でバックナインの内容、結果は「明日につながる、いいプレーだったと思います。全体的には苦しい展開でしたが、明日は、もっと強い気持ちで迎えられると思います」
全力を出し尽くして、結果を待つ。それが、比嘉の今大会への思いである。2週前には初めてのヨーロッパ遠征でデュークオブヨークヤングチャンピオンズトロフィーに出場していた。舞台は11度の全英オープン開催コースになっているロイヤルリバプールゴルフクラブ。比嘉は29オーバーパーで29位と名門リンクスコースに打ちのめされている。「コースに挑戦」というのは、そのときの苦い経験もあってなのであろう。
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