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【「メジャーを狙いたい」という上原彩子が2打差の4位タイ】 |
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第2日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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昨年のこの大会で、最後まで優勝争いをして、惜しくも優勝を逃して5位となった上原彩子。彼女は、今年の日医工女子オープンで優勝したときに「次は、メジャーを狙いたい」と語った。沖縄出身で、宮里藍の2歳年長。沖縄の若い選手からは「彩子ねえさん」と慕われている。
98年日本ジュニアの12〜14歳の部で優勝。02年には日本女子アマのチャンピオン。03年日本女子オープンでは地区予選から挑戦して本戦出場権をつかみ、3日目を終えてトップに1打差の単独2位。最終ラウンドは最終組でのラウンドとなって話題を巻いた選手である。
「(日本女子オープンを目標にしてやってきたけれど)このところ予選落ちが多かったん
です。ショットは悪くなかったけれど、組み立てがまずかったり、マネージメントが悪かったのだと思います。でも、予選落ちしても、これはメジャーで勝つための試練だ、と自分に言い聞かせていました。自分が鍛えられているんだと思って、ここまできました」
小学生時代はサッカー少女。ひょっとしたら、なでしこジャパンに入っていたかも……。でも6年生の時に、父親に連れられてゴルフ練習場へ行ったのが、ゴルフとの出会いだ。見よう見まねでボールを打っているうちに周囲の大人から「うまいねえ」と褒められたのがうれしくてゴルフにはまっていったという。
首位の宮里美香と2打差の4位タイ……。
「いい位置だと思います。みんな同じように苦しいと思うので、我慢勝負になると想いますね。今週は、体力的、技術的にはいい状態なので頑張りたいです」とコメントしたあと、じゃあ、優勝狙えますね? との質問に「ウフフフフッ」と笑顔を見せた。彼女のめげない粘りが、こういう曲者難コースには相性が合うのかもしれない。
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