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【馬場ゆかりが69をマークして通算+2の2位タイに】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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馬場ゆかりがこの日1アンダーパーの69をマークしてじわりと浮上した。4バーディ・3ボギーの内容に「上出来です! ここはアンダーパーを出そうと思っても、出させてくれないコースですから」アンダーパーは、狙っていなかったのだろうか。馬場はちょっと次元の違う考え方で、この日本女子オープンに臨んでいる。「私が考えるコース攻略法は、試合だと思わないことです。どんな難しい状況が待っているのかわからないので、何が起きても、その状況を練習しているつもりで楽しむようにしています」それが、伸び伸びとプレーしているように映るのであろう。
今週の月曜日、眼鏡を作りにいった。そのとき検査も受けた。担当者から聞かれた
。
「ロングパットの距離感が合わないのでは…?」
「うーん、調子が悪いから、うまくいってないですね」
「調子悪い? いや、そういう問題ではなく、左の乱視が進んでしまっているからじゃないですか」
そんな会話のあと、現状の度に合わせたコンタクトレンズを用意してくれたという。それをつけてプロアマ競技に出場した。「不思議なことに、自分の利き目である左が、久し振りにしっかり働いている実感がありました。このところ違和感があったアドレスも決まるようになったし、パッティングのラインもはっきりと見えるようになりました」
10番ホールからのスタートで12、14番とボギーが先行した第2ラウンド。17番パー3ホールで、8メートルのバーディパットが決まった。「これで流れを自分に引き寄せることができた」という貴重なロングパットであった。
今シーズン使っていたアイアンセットも、昨年のセットに戻した。「おかげで構えたときの安心感が蘇ってきました」適正コンタクトレンズにしたことで、馬場には日本女子オープンの4日間の戦いも見えてきた?
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