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【このセッティングは「さすがに日本女子オープン」とアン・ソンジュ】 |
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第4日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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「さすが名門。さすが日本女子オープンという4日間のセッティング。これほど難しいコースの条件の中、プレッシャーに耐えた馬場さんを尊敬します。心からおめでとうと言いたい」アン・ソンジュは、勝者の馬場ゆかりにエールを送った。
最終ラウンド。2、3番ホールと連続バーディを獲ったときには、彼女のショットや攻めに迷いはなかった。誰もが慄くコースセッティング。まるで、それを視界から消して自分のルートだけしか見ていないというほど潔いショットが続いた。
躓きは6番ホールのダブルボギーだ。
「欲張って、優勝を意識しすぎたのかも知れません。(途中から)ティーショットをフェアウェイにキープすることを考え
すぎて……。レイアップも考えたり、幅を広げていれば……」
後半になって、落ち着き払ったプレーが消えていた。
11番でボギー。まだチャンスが残っていたにも関わらず13番でダブルボギー。そして15番でバーディとしたものの、16、18番でボギー。最終的には1打足りずに2位タイとなった。彼女が「欲張った」というのは、勝ちを焦ったという意味合いがあるのだろう。
「少なくとも、私は現時点で持っているものをすべて出し切ったといえます。ここのコースは、自分の力量を試されるもので、私自身の力量を知ることができましたが、まだまだ上を目指していきます」
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