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【熱戦の末に敗れた笠りつ子】 |
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第4日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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最後の最後まで、優勝した馬場ゆかりと互角の戦いをしていた笠りつ子。その小気味のよいゴルフが印象的だった。
「勝ちたかったので、昨日の夜(先輩で慕っている)古閑(美保)さんに電話していろいろ話をしました。(古閑が)いちばん獲りたかったタイトルだから、りつ子、獲ってきて! と言われたので、絶対に獲りたかったけれど……ダメでした」
前半を2オーバーパーで凌ぎ、10オーバーパーで首位に立ったけれど、14、15番ホールとボギーを叩き12オーバーパー。それでもまだ可能性はあった。最終ホール。彼女は、3番ウッドを手にして「迷いなくフェアウェイキープで行こうと思ったんですけど、風に流されて右のラフ
に……3打目も、入れる気持ちでいったけれど……」と悔やむ。パーパットは、残り8メートルほどの長い距離。でもこの日の彼女は、その距離感が良かった。けれどもわずかにカップを外れてしまいボギー。馬場ゆかりが、手堅くパーで終え、1打差の2位タイで終わった。
「タフでしたかど、楽しかったです。みんなスコアを伸ばせない中で、いかにパーを獲るかというセッティングでやれたのは、とても楽しかった。
まだまだ精神的、体力的、技術的にも無いので、これからまた、です(笑)」
彼女は成長期の選手。その伸びシロは、計り知れない。
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