|
|
|
|
|
|
【秋吉翔太、河瀬賢史が同組でともに2アンダーパー発進】 |
|
|
第1日
|
|
競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
|
|
2位グループには、2アンダーパーで7選手が並んだ。その中で伏兵的存在だったのが秋吉翔太と河瀬賢史だ。このふたり、同じ組でのラウンドだった。河瀬は、日大出身でプロ9年目の31歳。そして秋吉は、昨年プロ入りしたばかりの21歳の新人である。面識があるわけではないが、お互いに好プレーで刺激し合っての好スタートとなった。
ルーキーの秋吉は、九州オープン上位入賞からの日本オープン出場を狙ったが、ここでは資格をとれず、アジアパシフィック・パナソニックオープンで幸運に恵まれた。上位5選手に与えられる出場権。同オープンの結果、上位5選手は、そろってすでに出場権を得ていたため、九州オープン8位タイだった秋吉
に繰り上げ出場権が与えられたといういきさつがある。
10番ホールからのスタート。2オーバーパーでターンした後半に、また幸運が待っていた。3番でバーディを奪い、続く4番パー5ホールで第2打をピンまで15ヤードに運んだ。175センチ、68キロ。アスリート系の体格からドライバー飛距離は300ヤードを記録する。飛ばし屋である。ピンまで15ヤード。サンドウェッジを使ってのアプローチショットが直接カップに沈むチップインのイーグルだ。幸運というのは、秋吉に失礼か。
技も光る。勢いに乗って6番でもバーディを奪って後半は4アンダーパーの32、通算2アンダーパーでのホールアウトとなった。
前半、1アンダーパーでリードしていた河瀬は、後半の7番ボギーで秋吉に逆転されたものの、最終9番ホールをバーディで締めくくって先輩プロの貫禄を見せた。ホールアウトしたグリーン上、ガッチリ握手してお互いの健闘を讃え合う両選手の姿があった。
|
|
その他の記事はこちら
|
戻る
|
|
|
|
|