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【アマチュアは3人が後半進出。松山英樹はぎりぎり通過】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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本選手権、アマチュア選手の出場は19人だったが、後半のラウンドに進出したのは3人だけという、ちょっと寂しく、厳しい現実となってしまった。第1ラウンドを1アンダーパーで上位にいた藤本佳則の第2ラウンドは、いきなりのOBスタート(トリプルボギー)。それでも前半は3、4番ホールの連続バーディで持ち直したが、後半は1ダブルボギー・4ボギーと大きくスコアを乱して通算7オーバーパーでカットラインに1打及ばなかった。「なんとか週末もこの舞台に立っていたかったのですが、ボギーだらけになって焦ってしまって…」
この他、昨年の日本学生チャンピオンに続いて今年は日本アマ優勝とビッグタイトルを手に挑んだ櫻井勝之
、高校1年生の伊藤誠道らの姿も消えた。
午前の早いスタートで通算6オーバーパーでホールアウトした松山英樹は、それからカットラインが確定するまで長い時間を過ごさなければならなかった。後半スタートの選手たちのプレーが進むにつれて、カットラインも揺れ動いた。一時は5オーバーパーまでに65人がいて、ここまでの選手たちか…という流れもあった。しかし、鷹之台カンツリー倶楽部は、前後半とも終盤に難しいホールが続くため、スコアを落とす選手が増えて最終的にカットラインは通算6オーバーパーとなった。
ぎりぎりで後半進出が決まって、松山は「しんどい1日でした。今日は、パッティングがダメでした。気持ちよくストロークできたのは1ホールだけでした。長い1日になったおかげで、練習できたことが不幸中の幸いでしたね。週末の2日間は、これから先のためにも1打1打丁寧にやっていきます」。
アマチュアの最高順位は全体の11位タイ(通算イーブンパー)で洪健堯。今年の日本アマベスト8の資格で出場した18歳。今年自国開催となったネイバーズトロフィーチーム選手権で個人優勝を果たし、ホスト国優勝の原動力にもなった台湾期待の星だ。1打差で浅地洋佑が追う展開になった。
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