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【通算2アンダーパーで上位をキープした久保谷健一】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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10番からのスタートでいきなりボギーと躓いた久保谷健一だったが、その後13、15番と2つのパー3ホールでバーディを奪い、通算3アンダーパーに。そして、1番ホールにターンして、またいきなりのボギー。その後は我慢のパープレーを続けての通算2アンダーパーでのフィニッシュだった。
久保谷といえば、このところ、その嘆き節ですっかり知られるようになった。そこで、第2ラウンドの話を、できるだけ多く、そのままお伝えすることにしよう。
「やっぱり、曲がり倒した。耐えているだけ。もうちょっとまともに当たってくれたら面白くなるかもしれない。バーディが少ない? フェアウェイ
にいって、いいところからショ
ートアイアンで打っていたら、一流選手ならもっと(ピンそばに)つけられる。だから僕は一流になれないんだよね。こんな内容のゴルフだったら、一流選手なら自分に腹を立てると思うよ。でも、僕は、腹を立てるほどのショットを持ってもいない。ショットがまっすぐ行くのに曲がったら起こるでしょうけど、僕は曲がり倒しているから、“またか”って思うだけですもん」
これが、4位タイにいる選手の話だとは、にわかには信じられないかもしれないが、まぎれもなく、久保谷本人のコメントである。そして、続きもある。
「(キャノンオープンで)優勝した翌週の予選落ちは、一番みっともないと思っているので、まあ、予選通過できてよかった。こんなパランパランなゴルフでも、この位置にいられるので、一回ぐらい優勝争いを楽しめる状況があるといいね。そのためにも、もうちょっとまともに当たって欲しいな…」
くどいようだが、これ、ぎりぎりで予選を通った選手の話ではなく、7人しかいないアンダーパー選手のひとりで、4位タイの好位置をキープしている久保谷の話である。
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