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競技報告
【セカンドショットに苦しんだ竹安は73に終わる】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
練習ラウンドで、「ティーショットの出来が鍵を握る」と踏んでいた竹安俊也(東北福祉大学1年)。ポイントのティーショットは、「安定していた」という出来だったが、フェアウェイキープを第一にしたことにより、普段より飛距離が出ず、距離が残ったセカンドショットに苦しむ思わぬ展開となってしまった。

14番(パー5)でバーディを先行させた竹安だったが、16番で3打目のバンカーショットをミスしてボギーを叩くと、続く17番(パー3)では、3メートルから3パットのミスでダブルボギーとしてしまう。後半も1番で178ヤードの2打目がグリーンに乗ったものの、長い距離のバーディトライを3パット、6番でも3番アイアンを
手にした220ヤードのセカンドショットがグリーンに乗らず、アプローチで1.5メートルに寄せたパーパットを決めきれずにボギー。

それでも、パー5で「計算通り」4バーディを奪えたことで、1オーバーパーに踏みとどまった。チームに貢献できなかった悔しさから、「今日の唯一の収穫は、パー5でバーディを獲れたこと」と言葉少ない竹安。「明日も耐えることをテーマに。あまりガツガツとスコアを伸ばしにいかないで、チャンスを確実にものにできるようにプレーしたい」少ない言葉に竹安の秘めた思いを感じさせた。

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