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競技報告
【首位スタートの徳山は、明日もスコアを伸ばす】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
強豪ひしめく本部門で第1ラウンドを首位で終えたのは、徳永圭太(大阪学院大学高校3年)だった。「大きなタイトルは…西日本小学生大会の優勝ぐらいです」と謙遜するが、今年の日本アマでもベスト32入りを果たしているほか、関西地区では優勝や上位成績をコンスタントに残している実力者だ。その徳永は、10番ホールから第1ラウンドをティーオフした。しかし、2ホール続けて2メートルのバーディチャンスを活かしきれず、「悪い流れだな」と出だしから沈滞ムードが漂っていた。それを払拭したのが12番。6メートルのスライスラインは、「打った瞬間、入らないと思って、歩き出した」という本人にはミスパットが最後の一転がりでホールに沈むバーディ。続く13番(パー5)では、左ラフから残り230ヤードのセカンドショットを6番アイアンで「これもミス」という手ごたえながら、12番と同じ距離、同じラインのイーグルチャンスにつける。これを沈めたとき徳永の快進撃のスタートボタンが押された。「気持ちが楽になって、アイアンショットが安定し、始めた」と15番、18番でバーディを奪い、前半を5アンダーパーで終える。後半4番で初ボギーを叩いたが、6番(パー5)でバーディ。8番も130ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで1メートルにつけてみせた。今年が最後の日本ジュニアとなる徳永だが、「そうですよね。でも、不思議と緊張もなかったですし、変な気負いみたいなものもなく…楽しくプレーできました」と、破顔一笑。「東コースは不得意ですが、西コースの特に10番ホール以降はバーディが取りやすい」という言葉通りのプレーで、並み居る強豪を抑えての首位スタートだ。明日からの優勝争いにも、バーディ合戦を予想している。「残り2日間で10ストロークは伸ばさないと勝てない。伸ばしあいになるのは覚悟しています」と、厳しい表情を見せた。「自分も伸ばせるだけ、スコアを伸ばす」最後の言葉に日本ジュニアに賭ける強い思いが現れていた。


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