2年前の日本ジュニアを制したのは、当時高校1年生だった小西健太(瀬戸内高校3年)。奇しくも舞台は本年と同じ西コースだった。「西コースは、得意なんです」と戦前に話していた小西だが、思うようにスコアを伸ばせず苦しんでいる。その原因はショートパット。今日の2ボギーは、いずれも3パットのミスから生まれたものだ。それでも、通算4アンダーパーは、首位と6打差の6位タイ。好位置につけているといっていい。「日本ジュニアは勝ちたい」と公言する小西。2010年ジュニアオープンで日本選手初優勝を果たした年に日本ジュニア初優勝。一気に世界に活躍の場を広げ、自らのブレイクスルーのきっかけとなったからこそ、日本ジュニアのタイトルへの思いは誰よりも強い。「明日は、気持ちよくプレーできれば…」普段通りのプレーが出来れば、充分に逆転のチャンスはあると踏んでいる。
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