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【宮里藍は僅かなジャッジミスがあるも好スタート】 |
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第1日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi / Yoshitaka Watanabe |
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「今日は、バーディも、ボギーもたくさん出ました(笑)」とホールアウト直後のインタビューで語った宮里藍。5バーディ・5ボギーのイーブンパーは、6位タイグループで、第1ラウンドのポジショニングとすれば、極めていい位置にいる。
ボギーを叩いたホール……そこでの反省点は「(ティーショットを)ミスしたあとの処理、判断がちょっと悪かったですね」ということだ。本選手権のコースセッティングで、例えばラフに入ったときに「距離的にもグリーンに届くことが多いんですよ。もちろん、状況によっては、狙えるのですが、やはり人間、欲がでてしまって、順芽のときは、狙いたくなるでしょう。狙えるわけですから、狙ってもいいのですが
、行ってはいけない方向に少し曲げてしまう結果になると最悪になります。ピンが左で、その左がバンカーならば、左はダメなわけで…。そういうジャッジミスがいくつかありました」
悩ましい距離と状況……。その時に選手の心理を揺さぶるのが、コースセッティングとしては、妙味がある。言ってみれば、この日の宮里は、見事に罠にはまったとも言える。その悩ましさのときに、確実に3打目狙いというジャッジがスコアをつくる。
面白いことに、この日の風の影響について、宮里は「いえ。あんまり気になりませんでした」と言い切った。
「だってー、全英女子オープンで、あれだけの風を経験したきたんですから」と笑顔を見せた。確かに、まるで台風の中でのプレーだった全英女子オープン経験者にとっては、今日も、微風なのだろう。
「強風や寒さによってスイングが乱れる(悩む)よりも、この風ならば、スイングの影響力は少ないですからね」
首位のフォン・シャンシャンに話を向けると「今週は、彼女は(横浜の)中華街が近いし、毎日食べられるからいいのでは?私が(海外で)日本食を食べて元気になれるのと一緒ですよねぇ。今夜は、私も中華にしようかしら(笑)」
宮里藍もまた、第1ラウンドとしては、絶好のポジションにつけてスタートしたのだと思う。
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