2012年度(第45回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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(財)上月スポーツ・教育財団
日本女子オープンは、(財)上月スポーツ・
教育財団の助成を受けています。
大会のみどころ 感動は、繋がる。1打の向こうに世界が広がる!
 
日本から世界へ…。1歩ずつ積み重ねた足取りが、
世界の舞台で咲き誇る。
日本女子ツアーが、もっと世界へ羽ばたくほど、
1打の感動は、世界へと繋がっていく。
その感動は連鎖して、ゴルフファンの心に繋がる。
メジャー5勝のツェン・ヤニを筆頭に6人のメジャータイトルホルダーが、日本女子オープンゴルフ選手権の舞台に集結した。
世界に門戸を開放するナショナルオープンならではの豪華な顔ぶれといえよう。メジャータイトルこそ手にしていないが、今季2勝の宮里藍、そしてセーフウェイクラシックで念願のUSLPGAツアー初優勝を果たした宮里美香も凱旋出場し、2010年大会に続いての日本女子オープン2勝目を狙う。
世界のメジャーが熱狂する理由
選手の技量(技術・肉体・精神)の進化とともに、世界のメジャーのフィールドも、年々、進化している。特に全米オープン、全米女子オープンを主催する全米ゴルフ協会(USGA)は、40代の若いセッティング委員たちが、これまでよく言われる「深いラフ、狭いフェアウェイ、グリーンを硬くして超高速グリーン」という難度だけに重視せずに、むしろセッティングのマニュアル通りにこだわるのではなく、開催コースの特徴を最大限に活かし「競技の公平性に重きをおき、選手の技量を試す場」を、叡智を絞って作り出している。
例えば、今年のオリンピック・クラブの全米オープン史上最長のパー5、670ヤード。あるいは288ヤード、パー4という設定もあった。さらに670ヤード、パー5では、ティーインググラウンドを3段階にし、競技日に距離を変えた。もちろん「72ホールで優勝想定スコアがイーブンパー」というプリンシプル(原理原則)は変わらない。その智慧を絞った柔軟性と選手たちの技量の進化のせめぎ合いがギリギリの闘いを見せてくれるから、メジャーの魅力となるのだ。
さらに、ギャラリーに対するホスピタリティなど、日本のナショナルオープンが、学ぶべき点は、数えきれないほどある。でも、1歩でも、そこへ、世界へ近づく努力をすればするほど、日本のゴルフレベルは、さらに高まる。
 
 
メジャータイトルホルダーを迎え撃つ
日本女子ツアー組
メジャータイトルホルダーたちを迎え撃つ格好になる日本女子ツアー組は、激しい賞金女王争いを演じている全美貞とアン・ソンジュが双璧であろうか。全美貞は、8月のニトリレディスの2位で早々と1 億円を突破している。全を追うアン・ソンジュには3年連続賞金女王の座がかかっている。
日本勢では、服部真夕、森田理香子、有村智恵、笠りつ子、佐伯三貴、そしてディフェンディングチャンピオンの馬場ゆかりらに注目したい。
アン ソンジュ
全美貞

横浜カントリークラブ・西コースを7月にラウンドした馬場ゆかりが、その印象をこう語っていた。
「深いラフは、そこに打ち込んでしまった段階でトラブルであることは例年どおりの設定だと思います。とにかくフェアウェイに打っておかないとスコアメイクに苦労するでしょうね。といって、セーフティーなだけでも通用しない。というのも、パー4で距離が長く、タフなホールが多い。ですから、基本的には飛距離の出るショットメーカーにアドバンテージがあるのではないでしょうか。あとはグリーンです。下り傾斜のラインは、想像以上にボールの転がりが速いのと微妙な曲がり具合がありました。ホールの手前からパットをしたいですね。となると、アイアンで高く、スピンのきいたショットを打てる人にチャンスが生まれると思います」

この馬場の話を踏まえて、優勝争いを大胆に予想してみるのも楽しみであろう。
また、優勝争いだけでなく、日本女子オープン仕様となったコースで選手たちがどうゲームをマネジメントするのか。トラブルをどう処理するのか。「奥深いところまでのぞきこんでいただくと、参考にもなるでしょうし、より観戦の楽しみを味わえると思います」と、これは馬場ゆかりからギャラリーのみなさんへの大会直前メッセージだった。

笠りつ子 佐伯三貴 服部真夕
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