メジャータイトルホルダーを迎え撃つ
日本女子ツアー組 |
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メジャータイトルホルダーたちを迎え撃つ格好になる日本女子ツアー組は、激しい賞金女王争いを演じている全美貞とアン・ソンジュが双璧であろうか。全美貞は、8月のニトリレディスの2位で早々と1 億円を突破している。全を追うアン・ソンジュには3年連続賞金女王の座がかかっている。
日本勢では、服部真夕、森田理香子、有村智恵、笠りつ子、佐伯三貴、そしてディフェンディングチャンピオンの馬場ゆかりらに注目したい。 |
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横浜カントリークラブ・西コースを7月にラウンドした馬場ゆかりが、その印象をこう語っていた。
「深いラフは、そこに打ち込んでしまった段階でトラブルであることは例年どおりの設定だと思います。とにかくフェアウェイに打っておかないとスコアメイクに苦労するでしょうね。といって、セーフティーなだけでも通用しない。というのも、パー4で距離が長く、タフなホールが多い。ですから、基本的には飛距離の出るショットメーカーにアドバンテージがあるのではないでしょうか。あとはグリーンです。下り傾斜のラインは、想像以上にボールの転がりが速いのと微妙な曲がり具合がありました。ホールの手前からパットをしたいですね。となると、アイアンで高く、スピンのきいたショットを打てる人にチャンスが生まれると思います」
この馬場の話を踏まえて、優勝争いを大胆に予想してみるのも楽しみであろう。
また、優勝争いだけでなく、日本女子オープン仕様となったコースで選手たちがどうゲームをマネジメントするのか。トラブルをどう処理するのか。「奥深いところまでのぞきこんでいただくと、参考にもなるでしょうし、より観戦の楽しみを味わえると思います」と、これは馬場ゆかりからギャラリーのみなさんへの大会直前メッセージだった。
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