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| | | | 日本女子オープンは、(財)上月スポーツ・ 教育財団の助成を受けています。 |
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【フォン・シャンシャンが飛び出す】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi / Yoshitaka Watanabe |
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深いラフに朝からの風。難しいコンディションの中、今年の全米女子プロゴルフ選手権優勝者のフォン・シャンシャンが5バーディ・1ボギーの4アンダーパー68をマークして単独首位になった。
全米女子プロに中国選手として初の優勝を果たした後、スケジュールに追われて調子を崩し、低迷していた。全英女子オープンに急きょコーチに来てもらいスウィングをチェック、調整した。「そのおかげで、かなり復調できた。全英女子オープンには間に合わなかったけど、日本女子オープンには万全の状態で臨めた。間に合った! という感じ、感触です」。
練習ラウンドで難コース攻略のカギは「ラフに打ち込まないドライバーショット」と、それを最大
テーマに第1ラウンドを迎えた。全英女子オープン練習日から修正してきたフォンのティーショットは、風の中でもコントロールされていた。強く、低めの弾道で次々とフェアウェイをとらえる。10番ホールからスタートして11、12番を連続バーディとして、流れにも乗った。15番パー5で3つ目のバーディ。後半にターンして距離の長い1番パー4もフェアウェイから確実にグリーンをとらえて4アンダーパーに。さらに6番パー5も持ち前の長打を生かして5つ目のバーディと、ここまで、まったくピンチに立たされる状況がないままの「パーフェクトなゴルフ」(フォン)を続けた。
18番で、ドライバーショットを初めてラフに打ち込み、第2打でグリーンを外す。アプローチショットも寄せ切れずにボギーとしたものの4アンダーパーでのホールアウトとなった。
「18番は悔しいボギーだったけど、ラフに入れると、こういうことになるという、再確認になった。2日目以降も確実にフェアウェイをヒットするようにしていきます」。
夕食は横浜市内の中華街に。「母国よりもおいしい」と、こちらもスタッフとともに楽しんでいる。コースを離れてもリラックスできている。これも好スコアのひとつの原動力になっているようだ。
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