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【宮里美香はツェン・ヤニとのラウンドでともに「まあ、満足できる内容のゴルフ」】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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前半の2日間、宮里美香は、現在世界ランキング1位のツェン・ヤニと同じ組でのプレーだった。アマチュア時代の国際競技から面識があり、「仲の良い友達」という存在。プロ入りを目指して米国フロリダ州で練習生活を送っていたとき、先にプロ入りしていたツェン・ヤニが新人として当時世界NO.1だったアニカ・ソレンスタムと優勝争いをしているシーンを見た。これで、宮里美香は、「自分の戦いの場は、日本ツアーではなく、USLPGAツアーだ」と、方向を決断したいきさつもある。
10番からのスタートで、フェアウェイでは肩を並べ、笑顔でなにやら話し合うシーンが見られた。どんな会話だったのだろう。ホールアウト後に、それを確認
しようとすると、悪戯っぽい目で「そんなに気になります?」と、逆に切り返してきた。「実は、年末にフロリダで家を買おうと思っているんです。ヤニはレイクナノに住んでいる(ソレンスタムの家を買った)ので、環境のこととか、金額のこととか聞きたかった。ヤニには“予算は?”と聞き返されました。ま、ヤニの半分ぐらいかな…なんて話です。ヤニからは日本の生活とか、食事のことを聞かれて、知っている範囲で答えました」
こんなリラックスした両選手だったが、ショットのときには真剣モードに切り替わる。前半は1ボギーだけで我慢できた宮里美香に対してツェン・ヤニは4ボギーと崩れた。「風を読み切れずに、思っているところに乗せさせてくれなかった。仕方ないと割り切るしかなかった」とヤニ。
後半では、逆に宮里美香が風に翻弄されて1番からの4ホールで3ボギーとスコアを崩した。ヤニは4、5番の連続バーディでカムバックした。終わってみると、第2ラウンドはともに75。そして「この条件を考えれば、悪いスコアじゃない。まだ、後半スタートの選手たちが残っているので、はっきりとはわかりませんが、悪い順位でもないと思います」とコメントも同じだった。午後も突風まじりの強風が続き、両選手の予想通り上位で週末を迎えることになった。
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