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【1打差2位の木戸愛は終盤のミスを悔やむ】 |
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第2日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Yoshitaka Watanabe |
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スタート前、木戸愛の心情は、とても平穏だった。
そして「あ、昨日の続きをやろう」と思った。4バーディ・1ダブルボギーが昨日の内容だけれど、苦しんでいたパッティングも「ルーティーンを変えてよくなった」し、なによりも「父親から冷静に、穏やかにやってこい」と言われたとおり、穏やかなプレーができていた。
「スタートから、いい集中力でしたし、流れに合わせていいゴルフができていました。ピンチもチャンスも、流れに身を任せようという気持ちが良かったのだと思います」。
木戸のゴルフは、思ったとおりいいリズム、流れでやってこれた。前半を終えて3バーディ・2ボギー。ほとんどの選手たちが、強風で苦しむ中、彼女は
、自分らしいゴルフができていたのだ。
後半に入って、10番でボギー。でも、14番でバーディとし、まだキープできていた。
「でも終盤になって、コンディションを気にし始めている自分がいるんです。風や、グリーンの速さや、ラフや……。問題(顕著な例)は、16番でした。残り117ヤード。左からのフォロー風。ピッチングウェッジを手にして、アドレスに入る前までは、軽めのスリークォーターで、と決めていたんです。ところが、構えて打つ瞬間に、何を思ったのか、普通、しっかりめにインパクトが入ったんです。ピンの上につけたらいけないのに……」
その一瞬の迷い、いや「魔」が彼女を変えた。ボギーのあと16番でもダブルボギー。
この日、74。通算イーブンでホールアウトしたけれど、首位のフォン・シャンシャンとは1打差の2位の好位置にいる。
明日も迷ったら父親の言葉を思い出して欲しい。
「冷静に、穏やかに」と。
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